山口県コンクリート診断士会

山口県コンクリート診断士会

山口県コンクリート診断士会の紹介

 我が国の社会資本整備は、戦後多額の投資を行い経済発展に寄与して来ましたが、建設後約50年以上の構造物に各種不具合が生じる現象が多く発生しております。

 そこで、公益社団法人日本コンクリート工学会は、来るべき社会資本の総維持管理時代の到来を予測して、コンクリート構造物の維持管理を行うための技術者を育成する目的で、2001年よりコンクリート診断士(以下診断士)制度を創設しました。

 

 その後、継続して合格者が増加し、2017年4月現在全国で約12,358名が登録され、山口県においては140人を超え、今後の活躍が期待されているところです。

 そして、2004年より全国各地で「資格取得後の技術の研鑽」とともに「社会資本として構築された地区のコンクリート構造物の維持管理に貢献する」趣旨で県単位の診断士会が設立され、現在16地区に達しています。(近県では島根県,鳥取県および広島県が既に発足させて活動を始めています)。

 これらを受けて、この度山口県内の診断士を結集し、交流を通じてコンクリート診断士の果たす役割の普及および技術の向上を図るとともに、診断にかかわる社会のニーズに応えるために、「山口県コンクリート診断士会」を拠点に活動を行っております。


 山口県コンクリート診断士会はこれからも安全で安心できる社会の実現をテーマに掲げて、コンクリート診断技術に関する研究、講演会、人材育成に資する成果普及などを通じて、一層社会に貢献する役割を果たして参りたいと存じます。


 今後ともご支援ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。